HP更新案内と徒然文。管理者の萌えの叫び場。
2008.10.16,Thu
最近ふと、ゲームドラキュラシリーズの『月下の夜想曲』を思い出して再び悶えてしまいました。
そういえばこれの主人公のアルカードはダンピール、吸血鬼と人間のハーフだったなあと。
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そこで犬弟とならないのは殺りん萌えの為。
それに、イラストのイメージが犬弟というよりもむしろ犬兄。
そんなわけで。
パロディ書いてしまいました。
ドラキュラ伯爵=殺生丸
アルカード=殺りんジュニア
アルカード母=りん
こんな配役で。
セリフは99%ゲーム中のものそのまんまです。
その上シーン自体が終盤なので、ネタバレがお嫌いな方は回避してくださいハイ。
その辺はバッチリ寛容daze☆という方は折込からどうぞー
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深淵に浮かぶ白銀は、対峙する男の姿
一方は若く、一方は生に倦み
しかし顔立ち極めて似通い
其れも已む無し
「父上…」
若き男は老いた己の姿持つ者を父と呼び
「ほう、誰かと思えば…。
久しいな、我が息子よ」
倦みし男は強き目を持つ過去の己の姿を子と呼んだ
まこと忌まわしき、血の運命よ
「出来るなら、
会いたくはなかった…。
こうなった以上、ここから先に
行かせるわけにはいかない」
流るる血故に、子は父の前に立ち塞がる
「相も変わらず人間どもの
味方をしておるのか…。
よもや、奴等が
お前の母親にしたことを、
忘れた訳ではあるまい」
愛する者が為に狂いし父を
「忘れられるものか。
…だが、母は人間への復讐を
望んではいなかった」
愛する者が為に救わんと
「まだ、そのような世迷言を言うか。
まあよい。
今度こそ下賎な血を消し去り、
我が眷族に加えてやろう」
「母の名にかけて…。
殺生丸。
再び、貴方を倒す」
例え滅びのみが父の救いだとしても
「恐怖せよ。これが私の真の姿だ」
人の血混ざりし子には、為すこと叶わぬ獣の姿
なれど子の手に握られしは一振りの剣
慈しみの心失くし久しい父に相応しき、獣の姿よ
禍々しく、そして哀しき孤高の父の姿よ
「在るべき所に帰れ!…これ以上、母を苦しめるな…っ」
せめて子の手で
遥かな昔、自ら子に賜いし其の剣で
左半身を血に染め、真なる犬妖は人型に戻り
終には崩れ跪き
「…なぜだ…。なぜ、私はこうも敗れる」
堕ちた昏き心揺らぐ
「力とは、護るものがあってこそ、
限界を越えることができる。
愛する者を失い、愛することを止めた時。
貴方は既に負けていた…」
忘れ果てし其の心
其れ故に
「そうか…、皮肉なものだ…。
力を求めるが故に失ったものが、
私の敗因であるとはな…」
「…………」
子の力、子の声の前に
高潔なりし昔日の、父の姿が垣間見えん
「――よ、教えよ。
りんは最期に何と言ったのだ…?」
「……人間を…怨んではいけない。
もし、人間が許されない存在で
あるなら、自ら滅びの道を歩む。
その世界の住人に在らざる者は、
手を下すべきではないと…。
そして、父上…。
貴方を永遠に愛していると…」
愛するが故に惑い
愛するが故に全てを受け入れ
…愛するが故に過ちを諌めんと
「りん…。
私は、間違っていたのか…」
虚空を見詰める父の目に映るは
光まさに消えんとする父の目には
二度と還らぬ遠き日の
昏き心故に久しく失くした母の笑みが
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・・・はい、自己満足の極み_/\○_
補足しますと、ネタ元の伯爵妻・アル母は、吸血鬼と通じたことで魔女裁判にかけられ処刑されてしまってます。
こんな配役にりんを据えたことに戦々恐々ですが・・・(汗)
ちゃんとした(?)サイトupのSSではバッドエンド話はやらないつもりなので、こっちではっちゃけたということで見逃してくださ・・・い・・・ガクリ
この配役だけだと、犬夜叉と闘牙王パパと十六夜ママで良いのですが、闘牙パパはドラキュラ伯爵のようなことにはならないだろうなーと、台詞が全然当てはまらず。映画観てても人間憎悪に走ってないと思うし・・・
逆に、二世をわざわざ据えてしまいましたが殺生丸父子にしたほうがしっくりくるなと。
ガクブルしてるので言い訳が長いですねこりゃ。
元セリフのシーンを見たい方はニコ動画をどうぞ。
「これ以上母を~」のあたりなんて半泣き声で(*´Д`*)
ちなみに伯爵はワカモトです!
リンクすること自体イクナイ!と苦情来たら外します・・・
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