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2008.10.26,Sun
ハロウィン小ネタ第一弾
西国暮らし時代の殺りんハロウィンその1







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「殺生丸さま殺生丸さまっ!とりこはとりーと!」

「何だそれは」

「あれ?ちょっと違うかな…。えっとそれじゃ、お菓子をくれなきゃイタズラするぞっ」

「…またろくでもないことを吹き込まれてきたな」

「かごめさまの国での、この時期にある慣わしなんだって」

「断言しよう。ろくでもない」

「子供はおとなからお菓子もらえるんだよ。そういうわけでお菓子ください」

「一向にへこたれないところはお前の美点だな。そしていつもは子供扱いするなと言い張る割に、都合良く今宵は子供か」

「殺生丸さまだっていつもりんのこと子供扱いするじゃない」

「夜はおとな扱いしているつもりだが?」

「……その扱いはすっごく違うと思う」

「あれこれ望みの多いことだ」

「……りん、わがまま…?」

「……そうでもない。望みがあるならば隠さず云え」

「それじゃあお菓子ください」

「…一つ処に固執するのは一体誰の影響だろうな。菓子ならば適当に持っていけ」

「それじゃあだめ。殺生丸さまがりんにってくれないとだめなの」

「菓子は菓子だろう」

「だってそういう慣わしなんだもの。だから殺生丸さまがりんにお菓子くれないと、りんは殺生丸さまにいたずらするの」

「ならばやってみろ」

「え」

「菓子をやらねば悪戯するのだろう」

「そ、そういうことになるけど」

「ならばやってみろ、と云っている」

「えっと……何をするか考えてなかった。それよりも、殺生丸さま」

「なんだ」

「どうして、いたずらする方のりんが、される方の殺生丸さまに部屋の隅に追い詰められてるの?」

「さあな」



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