HP更新案内と徒然文。管理者の萌えの叫び場。
2008.10.30,Thu
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「お菓子をくれなきゃいたずらするよっ」
「まだ懲りてなかったのか」
「殺生丸さま。前はりんに足りないとこがあったの。だからやり直し」
「…一応聞いてやろう。足りないとことやらはその悪趣味な姿のことか」
「悪趣味じゃないよ素敵でしょう」
「基を知らねばそう思えたやもしれぬな」
「……やっぱり、殺生丸さまのおっかあさまがするから素敵に見えるのかな……」
「誤解したまま落ち込むな。基といったのは土台であるお前のことではない。その格好の原型のことだ」
「じゃあ怖い?」
「何処から怖いに繋がるのか解せぬが。お前が真似るその姿にちらつく影には確かに愉快になれん」
「ほんと?よかった」
「話が飛躍してばかりだと思うのは私の気のせいか。何が良いというのだ」
「お菓子かいたずらかって聞くときは怖い格好に化けないとだめなんだって。かごめさまに教えてもらってたのに、りんそのこと忘れてた」
「…それで、それが怖い格好とやらか」
「殺生丸さまが怖いものって何だろうっていっぱい考えたんだけど思いつかなくって。そしたら、殺生丸さまのおっかあさまいらしたでしょう?だからお聞きしてみたの」
「助言を求めるには最悪の相手だ」
「そう?すぐに手助けしてくれたよ。一番効果があるのはこれだろう、って、おっかあさまからご一緒の格好にしてもらったの」
「子が最も怖れるものと問われ、其れは己だと悪びれもせんのかあれは」
「おっかあって優しいけど怖いもんね。りんも、本当のおっかあも楓さまも優しくて大好きだけど怖い時もあったよ」
「お前の持つ母親像と私のそれとは大きな隔たりがある」
「殺生丸さまのおっかあさまも優しいよ。りんにも優しくしてくれるし、それにすっごくきれいだし」
「りん、目を覚ませ。お前は騙されている」
「りんはちゃんと起きてる。おっかあさまもりんを騙したりしないよ」
「その点に関して私とお前の意見は添えぬようだ。で、いつまであれの話を続けるつもりだ」
「……ん?」
「当初の目的を忘れたか。私を怖がらせて悪戯をするつもりなのだろう」
「うん。……あれ?…ちょっと違う気がする」
「大して変わらん」
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怖いというかむしろ天敵
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Comments
初めまして★
初めまして、多里さま。
猫目石と申します。(●^o^●)
殺りん小説で“疾風怒濤”劇場というブログを運営しております。
リンクフリーのお言葉に甘えてリンクを繋がせていただきました。
素敵な小説を書かれますね。
タップリ楽しませて頂きました。(拍手)
今後、どうぞ宜しくお願い致します。
◆◆かしこ
猫目石と申します。(●^o^●)
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今後、どうぞ宜しくお願い致します。
◆◆かしこ
ありがとうございます
猫目石様
初めまして。
このような新参サイトへのご訪問と、拙作まで御覧くださってありがとうございます。
その上リンクまで張って頂いたなんて・・・っ(嬉)
こちらこそ宜しくお願い致します。
猫目石様のブログへ何度かお邪魔させて頂いてました。
こちらからも後程また伺いますね。
初めまして。
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