HP更新案内と徒然文。管理者の萌えの叫び場。
2008.10.08,Wed
<こんにゃくゼリー>マンナンライフが製造中止
おおおぉぉぉぅ_| ̄|○
今週号のWJで黒の女装疑惑をかけた生徒さんですが、どうやら黒より玉章君の女装疑惑の方が高かったようです。
黒へのベクトルが強すぎて目が曇っていたようだ。いかんいかん。
今週の話の流れて唐突にぬら孫SS。
途中までですが載せちゃおう。来週号までに後半上げます。間に合わなかったら闇に葬るっ
来週号は早売りで土曜発売だけど!
当然というか黒田坊メインの話で、ちょっと黒→鳥と苔→黒な感じ。
折り込んでますので、読んでやろうという方は続きを読むからどうぞ宜しくです。
おおおぉぉぉぅ_| ̄|○
今週号のWJで黒の女装疑惑をかけた生徒さんですが、どうやら黒より玉章君の女装疑惑の方が高かったようです。
黒へのベクトルが強すぎて目が曇っていたようだ。いかんいかん。
今週の話の流れて唐突にぬら孫SS。
途中までですが載せちゃおう。来週号までに後半上げます。間に合わなかったら闇に葬るっ
来週号は早売りで土曜発売だけど!
当然というか黒田坊メインの話で、ちょっと黒→鳥と苔→黒な感じ。
折り込んでますので、読んでやろうという方は続きを読むからどうぞ宜しくです。
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支給されている携帯のチャット機能をオンにしたまま脇に放り、河童と首無の漫才のようないまいち緊張感の欠ける会話をただぼんやりと聞いていたらついに矛先が自分に向いた。
『ところで黒田坊。ちゃんと聞いてるか?』
『そういえばさっきから全然声聞いてないね~。サボリ?』
『なにぃ!サボってんじゃねーぞ黒!』
「…………聞いているし、サボってもいない」
『あ、いた』
『なぁーに膨れっ面してるのよぅ』
「……顔見えてないだろう」
『声が不機嫌そのものじゃないー』
『うん~』
『だな』
『間違いねえ』
漫才をしていた二人に加えて、ここぞとばかりに会話に参加してくる毛倡妓に青田坊。
「………………」
携帯に手を伸ばして自分の声を発信させるのももう面倒くさい。
再び傍らに捨て置いて、黒田坊はまた腕組みをした。
三代目の学校内での護衛ということで、側近数名が人間に化けて校内各所で警戒に当たることになった。
黒田坊の不満は、突撃隊長である己が何故人気少ない裏門の守りに配置されたのかという点。
同じ突撃隊長の片翼の青田坊なんて、正面玄関に仁王立ちで登校してきた生徒一人一人にガンを飛ばしているというのに。
何事かが起こりやすいのは人が多い場所。その様な場所にこそ武闘派の者を配置するべきではないかと、打ち合わせのときに当然訴えてみたのだが。
「黒は一昨日の夜から昨日明け方までずっと大変だったじゃない。今日は少し休めるところにしなよ」
三代目リクオの一言で担当位置があっさり決定されてしまった。
「大変も何も、もう丸一日以上経ってるのだがなあ……」
怪我を負ったわけでもなし、疲労など微塵もない。
身体を労ってもらったというよりも、あの呪い地蔵を相手に暴れられなかった青田坊が「次はワシが!」と激しく自己主張した為としか思えない。
裏門の警備ははっきり云ってヒマだ。
生徒の登校時間にも生徒の姿は殆ど見当たらなかった。何の為の警備なのかと疑問が浮かんでしまうほどに。
登校時間でもそんな有様だったのに、始業の鐘が鳴った後となってはまさに人っ子一人通らない。通りがかる通行人すらない。
校舎を見上げてみても一段高い土台の上にあるので距離も相当なものだし、窓越しに見える生徒もまばらだ。
怪しいものはおろか変化のない風景にやがて見るものすらなくなり、黒田坊は仮初の姿のスーツが汚れるのも構わず、無為に地面に座り込んでいる。
せめてあの娘の様子を伺いたかったのだが、それすら叶わなかったことが一番の不満だ。
病院での検査も異常なく、すぐに退院したという話は若頭から聞いている。
しかしやっぱり自分の目で元気な姿を確かめたかった。
……いつも一緒にいるらしいあの娘の友人に見つかると、またあらぬ疑惑をかけられ不審者扱いされる気もしないでもないが。
授業時間中なのでざわめきも聞こえなくなり、校舎を挟んだ反対側に伸びる高速道路を走る車のエンジン音すら耳に届く。
腕を組み、憮然としたまま目を伏せていると不意に何者かの気配を感じた。
目を開けて気配のした方を見やったのとほぼ同時に耳に届いた、自分の名を呼ぶ声。
「黒田坊様…?」
「……こ、苔姫様……」
「ああ、やはり黒田坊様ですのね。法衣をお召しになっていらっしゃらないので少し自信がありませんでした」
ほっとした様に表情を緩めた、和装の少女がそこに居た。
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