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2009.06.22,Mon
古株連中も現役時代は輝いていた編。

そんな今週のぬらり。
単行本が手元にあると見比べられて二度美味しいです。



奴良組と羽衣組の対戦カード決定。

○総大将vs●凱郎太(ドス一振り瞬殺)
これは前座というかブチギレ状態のじいちゃんには役不足の相手だったというか。
400年前の話で羅生門に千年棲まうというのも無理があるっぽいのでどうやらハッタリ。図体の割に実力も推して知るべし、程度だったのか。

しかしこの他の羽衣組メンバーが豪華。

木魚達磨vsしょうけら
狒々vs鬼童丸
カラス天狗vs狂骨
雪女vs茨木童子
牛鬼vs大天狗


左側も右側もどちらも実在した・・・・というのは変だな、伝承などに残る妖怪、です。
鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』にも残されてるような有名どころのようです。
天狗以外知らなかったよ。

ぬら孫に登場する妖怪は作者の創作ではなく日本古来の妖怪が多いですね。先週ラストで乗り込んできた奴良組百鬼夜行の面々もその姿だけで名前を見つけ出せる程。

上記に加えて大将戦も控えてますのでド ン!なん・・・だと・・・?と一戦一戦描写してたら一年かけても終わらない。
奴良組メンバは400年後も健在でしたし(せつらはいないけど)戦死もなく、勝敗を決する前に全部流れてしまうと予想。


それにしても奴良組幹部の過去と現代の変わりようといったら。
大体総大将からして、色男だったのが後頭部に王蟲の幼生くっ付けたような風貌に変わっちまってますから。
まさに劇的ビフォアアフター!
400年の年月は妖怪にも決して短くないようです。



・木魚達磨
昔:前線
今:相談役
初代不在の際にリクオを差し置いて「代理でしきる!!」とちゃっかり叫んでしまってちっさな野心が見え隠れ。
控え目ではあるがまだあまりリクオを認めてない。


・狒々
昔:「楽しいじゃあねぇか 総大将のおもりはよぉ
今:「大妖怪狒々様じゃぞー 天下の奴良組幹部の一人じゃぞー!」(3巻より)
初登場の時点で四国勢のムチに300匹一族郎党まとめて全滅されてたいわゆるかませポジション。息子の猩影君は実家を離れてたので災難を免れたらしい。
お面の下から覗いた目は猩影そっくり。さすが親子。
また盃くみ交わそうぜェー」→「時々一緒にカフェ~~~もする仲」(現代じいちゃん談)
総大将とはずっと仲がよかったようです。かませの最期だったけどな・・・


・カラス天狗
昔:大きい
今:小さい
お椀の中にだって入っちゃうんだぜ・・・。
でも気骨はさほど変わってないし3人の優秀な子たちも充分な働きをしてるしで、400年後も真っ当なほう。


・一ツ目
昔:「死なんざ誰もおそれちゃいねぇ 冥土に戻るが早いか遅いかじゃ
川ー゜)<かなわないな・・・一ツ目には
今:「ワシらは死にたくね―――――んだかんな――――!!」(5巻)
川ωー)<一ツ目・・・バカな奴・・・

一番変わってしまった過去のきれいな一ツ目さん。400年の間に一体何があったのか。牛鬼の評価もそりゃがらっと変わる。
畏れも減った現代ですっかり保守に回ってしまったんですかね。


・牛鬼
昔:美青年
今:美中年
あまり変わってない。テンションマックスになると目が変わるところもそのまんま。総大将命なところも相変わらず。
昔はナイフみたいに尖ってましたがちょっぴり丸くなりました。


あと対戦カードは組まれてないし台詞もないですが、一巻第一話で小学生リクオに粛清されたガゴゼさんも大坂城では元気に張り切ってます。



現代の幹部と若い連中にまとめてこの400年前大坂城抗争の記録映像を見せてやりたい。一ツ目には400年前当時の自分自身の爪のアカを煎じて飲ませてやりたい。
昔の総大将を知ってる古幹部にしてみれば確かに今のリクオは頼りないだろうし、昔を知らない若い側近たちにしてみれば今の古幹部連の保身に回った態度はじれったいだろうし。
牛鬼みたく命掛けてリクオの実力を計りたくもなりますな。


そんな幹部達とは別に珱姫を捕えたままの淀殿と対峙したじいちゃん。
今週も「ワシの女に触んじゃねぇ!!」とはっきりきっぱり宣言してますよ。
もうすっかり珱姫は俺の嫁
再び姫に危険が及ぶと姫の名前大絶叫。ここで仇の狐を呼びつけるんじゃなく嫁の名を叫ぶなんてどれだけ姫ラブ!
狐にもすっかり「この女に惚れているのか」とバレバレです。

こういう第三者によるラブラブな二人への客観的評価の台詞があると嬉しい。
あくまで非当事者の立場からの評価で。

この方にはこの人が必要だ。
とか、
この人あってこそのこの方だ。
みたいな、第三者が訳知り顔で二人の仲をマンセーするような言動は逆に冷めます。
そういうのはなんというか。
縁談をあちこち持ち込んでは若い男女の仲をまとめたがる仲人大好きな親戚のおばちゃん・・・・・みたいな。
そんなにおいが漂ってくる周囲の総支持展開は読んでてウヘーとなります。

その点この淀殿の、あくまで関係ない位置から事実だけをとらえて「ふーん、へー」といったスタンスは実に良い。
余談ですが犬のご母堂様の「変なところが父親に似てしまったな」の辺りの心境もこれに近いと思います。
一人息子が変わった毛色の嫁連れてきたとか、盗んだバイクで走り出すような息子に居所が出来たとかそういう感慨深いことは一切考えてないきっと。これから楽しくなりそうだとかそんなことも全く。
目の前の事実だけをそのまま受け止めて「へぇー」と。
それくらいライトなノリと思われる。

珱姫も今後は、奴良組幹部に盲目的には崇拝されなくていいので「あの総大将が選んだ女性だし」と受け入れられていったら良いなと思います。
牛鬼にカラス天狗に納豆小僧辺りが初めから良くしてくれる気がする。
その前にズタズタになったじいちゃんを癒しの力で治す展開が待っていそう。



じいちゃんズタズタになって姫がピンチというところで場面は変わり陰陽師兄弟登場。

式紙も登場。

ねー ヽ( ^ω^)人(^ω^ )ノ ねー

式紙見つけた時のハgの顔がめっちゃ嫌そうすぎるw
スキンヘッド陰陽師は花開院の当主の兄でした。少なくとも28歳以上でした。
髪を描き足せば竜二兄ちゃんそっくりです。

弟当主は異能者らしく変人っぽいところが只者ではないと匂わせてます。なにやら人気出そう。
これが竜二やゆらのご先祖なんだろうか。

この陰陽師兄弟も大坂城へ向う模様。
第三勢力も駆けつけて三つ巴に入ってしまうのか。
あと2~3週くらいで過去編も終わりそうな気がしてたのですが、終わらないような気もしてきましたよ。


・・・ところで苔姫(仮)は一体どこへ?

それから百年前に狐に刃向かった妖怪って誰ー!?
慶長後期から更に百年前という年代とか、大狐に刃を向けるとか、そんな条件のせいで某犬の大妖怪様の仕業ではと想像しちゃったよ!
狐憑きの対処法などから分かる様に狐と犬では相性的に狐が不利な為、妖力差が多少あろうと覆せそうだという妄想があります(´∀`)

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